美術館のガラスケースに展示されていても不思議では無いほどの逸品です。 竹編みにはポピュラーな六つ目編みや網代編み、より複雑な亀甲編みなどが有りますが、本品はより高度で複雑な編み模様を極細のヒゴで編んでおり、もはや芸術の域に達していると言っても過言ではなく、これほど細やかな竹細工ができる職人は現代ではいないと思われます。 駿河竹千筋細工は、静岡県駿河地方で伝統的に行われてきた竹細工の一種です。 静岡・府中を流れる安倍川、その支流藁科川（わらしながわ）の流域は、昔からの良質の若竹、淡竹を産してきました。 「駿河の府中、竹籠の名物あり。その細工よし。関東の人は、駿河籠を賞翫（しょうがん）する也」 （日本山海名物図繪四より） 竹の持つ風合、色、艶は、新しい物はもちろん綺麗ですが、何年、何十年と年を重ねる毎に磨きが掛かり、えも言われぬ侘び寂びの風合いを現し、竹本来の風格が導き出されます。 ・駿河竹千筋細工 タイプ１ ・上物寸法（約）：136×136×68mm ・敷皿内寸（約）：166×165×22mm ・総質量：99g ・古物故、箱や栞などは有りません。 ※古物のため、全体にくすみ、所々に当たりキズ擦れヒビなどが見られますが、全体としては風合いを損ねるものでは無いと思われます。 ※画面上の色合いは可能な限り近付けていますが、実際の色との差異が出る事はご理解ください。（見やすい様に明るめに写っています） ※購入希望を餌に、非常識な値下げをリクエストする行為はご遠慮ください。 ※質問逃げと判断した場合（返答後12時間経過）はブロックの後、コメントを削除させて頂きます。 #駿河 #竹千筋 #竹細工 #安倍川 #藁科川 #籠目 #六つ目編み #亀甲編み #網代編み #日本伝統 #昭和レトロ #名品 #古物 #希少 #アンティーク 種別···小物入れ 人気ワード···古道具,アンティーク,昭和レトロ