1950年代〜70年代まで米海軍で採用されたかなり貴重なフライングスーツジャケット、通称「WEP」を出品します。 なかなか実物は市場に出てきませんので、MA-1等のナイロンジャケットに比べると認知度も低くまた個体数も少ない為、見たコトもない方が多いと思われる逸品です。 BUWEP-U.S.NAVY JACKET,WINTER,FLYING SUIT SPEC. MIL-S-18342B(WEP） AVIATORS EQUIPMENT CORP.製造 OSA-1-1122-63-C(1963年会計年度） サイズ表記40LONG 実寸 肩幅···約50cm 身幅···約62cm 着丈···約64cm 袖丈···約69cm(肩〜袖リブ含む） 身幅はゆったりしており、米軍のM、日本サイズのL位の着用感です。 WEPにはMIL-S-18342の無印からC型までの4種類のサブタイプがありますが、こちらはタグのコントラクト表記通り63年会計のBタイプとなります。 またWEPにはショート、レギュラー、ロングの着丈がありますが、襟からポケット下端までの長さはほぼ同一であり、胸ポケットの下端から裾までの長さが違いのようですね。。。 最大の特徴はスタンドカラーの襟リブ、袖に2ヶ所のマチが付き、背中にはアクションプリーツ、裏地にトラウザーを取り付ける為のボタンホールのフラップアタッチメントが付きます。 両胸の大きなポケットは中身のこぼれないようフラップ共に折り返すデザイン、左胸ポケにはペン差し、左袖にはポケットを装備しています。 そしてこの年度ならではのCONMARのアルミ製ジッパーにライムグリーンカラーのマテリアル。 60年以上も前のジャケットですが、致命的な傷、汚れ等のダメージはほぼ皆無で全体的にかなり極上の状態を保っています。 また個体が現存流通していてもリブのダメージの大きいモノがほとんどですが、本品は右左袖に若干、襟裏に極小と(写真掲載あり）着用するのに支障はないと個人的には思います。 通なミリタリーファン、マニアならぜひ手に入れておくべき他のフライトジャケットにはない米空軍ではなく“米海軍”の個性的デザインが魅力な1着です。 美しいライムグリーンのナイロン生地、WEP独特な着丈の短さは足が長く見え、とてもスタイリッシュにキマりますよ！ ぜひお見逃しなくどうぞ！