吉田明氏の希少な井戸茶碗になります。
鉄分の多い多摩の土味、薪窯焼成時に重ね焼きにより見込みに跡のある面白い景色が出ています。
大体の大きさは、高さ:約8,5cm、径:15.2cm程度になります。
【プロフィール】
1948年 昭和23年、東京都青梅市に生まれる
1965年 (17才) 愛知県立陶磁器試験場に練習生として入所。ロクロの基礎を江崎一生氏に学ぶ。
1972年 (24才) 東京都八王子市美山町御屋敷に窖窯を築き独立。1973年 (25才) 佐賀県有田町の対山窯にて陶器の制作指導をしながら磁器を学ぶ。唐津、伊万里の古窯跡を発掘する。
1974年 (26才) 八王子で第一回個展を開き八王子の土をテーマに三島、粉引、焼締めの作品を展示。
1981年 (33才) 本格的に茶陶に取り組む。新宿柿傳ギャラリーにて第一回茶陶展を開催。
1994年 (46才) 東京都青梅市沢井に青梅窯を開く。奥多摩にて活動を始める。
1995年 (47才) 青梅市梅郷にギャラリーと自らの器で食を楽しむ酒処「すいとん屋」を開く。「奥多摩の窯場から」(マガジンハウス)を出版。
1998年 (50才) 東京都西多摩郡日の出町大久野に日の出窯を開く。「やきものをつくる-三島、粉引、刷毛目」(二葉社)を出版。
1999年 (51才) 日の出工房に朝鮮式竹割窯を築く。「やきものをつくる-すべてができる七輪陶芸」(二葉社)を出版。
2000年 (52才) 「やきものをつくる-ミニ窯」(二葉社)を出版
2002年 (54才) 「決定版-七輪陶芸入門」(主婦の友社)を出版。「やきものをつくる-ギョ!紙窯」(二葉社)を出版。
2003年 (55才) 「縄文-室内陶芸」(二葉社)を出版。茶陶 歴史と現在作家101人に掲載される。
2004年 (56才) アメリカ・ニューヨークにて茶陶展を開催。
2005年 (57才) 新潟県十日町に移住する。
2006年 (58才) 越後妻有の土、粘土層を発見「妻有焼」としてスタートする。 「十分陶芸」(二葉社)を出版。
2007年 (59才) イギリスにて第11回国際陶芸祭に参加しミニ窯を紹介した。陶芸の絵本執筆中(農山漁村文化協会)。
2008年 (60才) 妻有焼陶芸センターがオープン。
2008年 (61才) 12月5日(金)心筋梗塞にて死去。
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